ロブ＋コデイン

今日は、緩和外来の日でした。
いいお天気になったから、病院日和♪

腰の痛みが、じょじょに辛くなってきていて
今は、一日三回ロブを飲んでいるんですけど
それじゃぁ足りなくなってきたようです。
そんなわけで、リン酸コデイン散１０％を
追加してもらうことになりました。
リン酸コデイン散は、麻薬系の鎮痛剤です。
麻薬系といっても
市販の咳止め薬にも入っている成分です。
（それも眠くなりたくないので、かなり少量にしてもらいました）
副作用は、眠くなったり、便秘、吐き気などです。
これは痛みがひどい時に
ロブに追加して、いつでも飲めるものです。
私の痛みは、がんの痛みの中では
とても軽いものなので、まだこんなもので済んでいるみたいです☆

また、左足の付け根も軽い痛みが走るので
少し足をひきずって歩くようになってきました。
階段の上り下りも、手すりにつかまってゆっくり！です。
（おばぁちゃんだ～～～！！！）
これは、神経の痛みになるので
薬ではなかなか消すことができないそうです。
どうしても生活に支障があるようならば
放射線をあてるなど、対処の仕方はあるようです。

足と腰の痛みはありますが、薬で対処できていますし
それ以外はお蔭様で無事です！
まだまだ、普通に生活してますよぉぉん。ご安心あれ。
末期がんでもこの程度でいられるんだ・・・ということに
今、とても感謝しています。
私の親戚は、がんで亡くなっている人が多いんですが
みな、最後は辛そうでした。
時代の変化、治療の変化なんでしょうか？
痛み止めの進化なんでしょうか？
乳がんが再発して、不安に思っている患者さんたちに
最後まで、こんなに普通に暮らせるのよって
大声で伝えたいです。
そして
がんと向き合う勇気を持ち続けて欲しいです。
がんも、がんになってしまった自分自身も
何もかも受け止めてしまえば、きっと楽になるから。
心までがんに侵されないで・・・


＜ちば乳がん市民公開講座＞のお知らせ
　１０／２７（土）　１４：００～１６：００
　千葉市文化交流プラザ（旧ぱ・る・るプラザ千葉）３Fホール
　０４３－２０２－０８００
　参加無料（当日先着４００名様・事前申し込みは不要）
　司会：千葉県がんセンター　乳腺外科部長
　　　　　山本尚人先生
　演者：千葉県民保険予防財団総合検診センター　乳腺科部長
　　　　　橋本秀行先生
　　　　　帝京大学ちば総合医療センター　外科准教授
　　　　　鈴木正人先生
　演題：「乳がんの早期発見について」
　　　　　「乳がんの治療～より良い治療をめざして～」
　　　　　「質疑応答コーナー」
　　　　　　

運動会に見る少子化の現実

昨日は、我が家の近所の小学校で運動会が行われていました。
マイクを使っての司会進行と音楽がうるさくて・・・（笑）
仕方なく、自宅で運動会の応援をしていました。

最初に気づいたことは、音楽の変化です。
時代なんでしょうか・・・
「負けないで」とかサザンの曲とか、歌謡曲ばかり聞こえてきます。
私の子供時代は、クラシックばっかりだったんですけどねー。
歌謡曲が悪いとは言わないけれど、なんだか軽く感じてしまうのは
私が歳なんでしょうかねー。

次に気づいたのは、少子化の厳しい現実です。
「17番、あめくい競争に出場する4年から6年生のみなさん・・・」
え？3学年も一緒に？？？
昔じゃ、考えられないよー。
あめくい競争だけで、2時間くらいかかっちゃいそうじゃない？
なんて思っていたら、あめくい競争は、あっという間に終わった様子。
あぁ・・・こんなに児童数が少ないんだ、と気づいたわけです。

そしてそして、もっと驚いたのは
「次は一般競技です。○×１丁目会・△■会・・・のみなさん」
とか言ってるんです。
意味不明、と思いきや
どうやら、近所の町内会のみなさんの参加する
「一般競技」があるようなんです。
それも、借り物競争やら、リレーやら、色々な種類がありました。
今の時代は、生徒たちの競技だけでは
一日の運動会プログラムが埋まらないのでしょうか？
それとも、人が少なくて閑散としてしまうから
地域住民も加えるのでしょうか？
もちろん、地域が教育に参加するという試みは、私も大賛成です。
地域ぐるみで、子供を見守り、育む・・・
とてもいいことです。
ただ、こんなにも少子化が進んでいるのだという現実を
運動会で目の当たりに見て、ものすごく考えさせられました。

身近に迫る少子高齢化。
本当にぞっとするほどの危機感を感じました。
近未来は、年寄りばかりの時代になり
そして・・・
いつか、日本の人口は大幅に減少するでしょう。

では、一体、どうすればいいのか？
世の女性たちは、どうすれば子供を産んでくれるのか？
私なら、こう考えます。
まず、今のように不安定な非正規職員をなくすことと、収入の大幅増。
（企業の利潤をもっと社員に還元すること）
男性の収入が不安定では、女性は働かざるをえません。
すると、子育てなんてできません。
各企業も、結婚・出産の推進対策をする。
お見合いパーティもよし。
（その日は、残業禁止デーにするとかね☆）
男性の育児休暇推進もよし。

もちろん、女性でも一生働きたい人もいるでしょう。
離婚もあるでしょう。
そういう人々をサポートする保育制度の整備。
24時間体勢で、各町に1箇所は設立すること。
子供が少なくて、学校が閉鎖・合併されたりしているので
そういう施設を利用するのもよいと思います。
あまった教室を、塾として貸し出すとか。
その隣の教室は、保育所になっていたり・・・
保育料に関する税制の優遇措置。
フレックスタイムなどの効果的利用。
家事サポート・子供を守るエスコートなどの格安サービスを実施。
（もちろん税を優遇することにより、格安化する）

これらの対策には、莫大な予算が必要になりますが・・・
でも、子供が増えなければ、国はますます疲弊し
人口が減り、税収も減りますよね。
今、どんなに借金をしようとも、お金をかけての対策って
絶対に必要なことだと思うのです。
戦争に使う油を配っている場合じゃぁないんです！

本気でなんとかしようとする気持ち。
その気持ちが一人でも多く集まれば、大きな力になるのに。

お楽しみは？

ナベルビンをやめて、何が嬉しいかって
そりゃー、白血球の心配をしなくてよくなることです。

今はまだ安全ではないけれど
次の血液検査をチェックしたら・・・
きっと生ものが食べられるぅぅぅ！
お寿司も、サラダも、くだものも
なぁんでもOK牧場になるのです。
（これは、最高のニュースですよぉ）
老い先短い身ですから、好きなものをたらふく食べたいものです！

そうそう・・・
新しく飲み始めたホルモン剤のヒスロンは
またまた、ホットフラッシュがあるそうです。
それに、食欲が増加しちゃうんですって。（困った～）
ただでさえ、食欲の秋なのにね。

先日、お腹がはってどうしようもなかった頃には
実は、食欲があるのに
お腹にあまり入らないという困った状況に陥っていました。
お腹がぐ～っと鳴るのに、食べ始めると食べれない・・・
これ、辛いですよー！
だから、ちょこちょこ何度かに分けて食べていました。
食べたいときに、好きなだけ食べられるということは
実はとても幸せなことだったんだなと
強烈に実感しました。
健康だと気づかない、人として当たり前の機能ですが・・・
だから、今日も食欲と食べられることに感謝して
いっただっきま～す♪

物言う患者

私が今日から始めたのは、DMPCというレジメンです。
最初、Dr.から聞いた瞬間
家で調べるために覚えようと思ったんですが
DM＝ダメ？　PC＝パソコン？
DMPC＝ダメPC？？？
って浮かんできて、笑いそうになっちゃったんですよね。
その後、すぐに
はっ！DM＝ダイレクトメールもある！！！
ダイレクトメールPC？？？
と思って、どっちにしようかなーなんて
のんきに悩んだりして。（笑）

ちなみに
乳がんの標準治療にあるレジメンじゃありません。
もうやりつくしたからね☆
だから、あまり聞いたことないレジメンのはずです。
これで、もしも効いたら
私にとっては、すごーくもうけものだし
乳がん患者のみなさんにも朗報になるわけだし
私、ちょっと張り切っています。

そして・・・ちょびっと長生きできれば
また新しい薬が認可されるかもしれない・・・
噂のアバスチンとかね。

厚生労働省のみなさん、どーかお願いします。
末期のがん患者は、まったなしなんです。
海外で効果があった薬ならば、ぱぱっと認可してください。
認可まで１４００日も時間かけなくてもいいんでない？
その間、どれだけの患者が亡くなってしまうか考えてください。
「再発・進行がんに限る」でいいですから。
それを使って、もしも死んでも結構ですから。
投薬した責任は、患者がもつということでいいんじゃないでしょうか。
それでもやりたい人だけ、やればいいんだから。
どうせ、やらなきゃ死んじゃうんだし・・・
座して死を待つより
やれることやって、納得して死にたいものですから。
私がもっと元気なら、そういう運動をするんですけど
なにぶん、ちょっと無理なので・・・残念です。
お金持ちならば、海外で治療したり
直輸入して実費で治療したりするんでしょうけれど
そういうことが出来る人はごく一部です。
世の中には、これだけがん患者が増えているのに
がん専門のDr.も少なすぎます。
私の病院でも、完全予約制なのに
夕方5時を過ぎても、待合室ではまだ15人も診察を待っています。
最後の人は一体、何時に終わるんでしょうか・・・
元気な○年目検診の方はいいけれど
末期の私には、診察三時間待ちは辛いです。（涙）
腫瘍内科ができたのはいいけれど
レジメン考えたりせず、ただ点滴の針を刺す係りになってるし。
意味ないじゃん？
弱者に手厚い保護を！とスローガンはいいです。
「がん対策法案」を通したのもいいです。
でも、その後は？どうなっているんですか？
みなさんの街では、なにか変わりましたか？
もっと現実にしっかり目を向けて
現場に即した対応をお願いしたいと思います。

今日は、かなり真面目にいきました。（笑）

がん患者の心からの叫びでした。m( _ _)m

祈り？脅し？

だんだんと腰の痛みが激しくなってきましたー。
朝、痛み止めを飲んで、おさまる・・・
でもでも、夕方になるとまた痛くなってくる・・・
座っていても辛い。
歩いても辛い。
くしゃみや咳は、ひびくぅ～！
あぁー、うざい。
なので、今日から、朝昼晩と一日三回飲むことにしました。
これで楽でしょ？
I'm 　OK！！！

明日から、新しい治療が始まります。
といっても、薬を飲むだけなので
点滴と違って病院行かなくていいし
たいしたことはないんだけれど。
効いてくれるといいね☆

毎回、新しい治療が始まるときには
小さく祈ります。
どうか効きますようにって。
お願いがいつも叶うわけじゃないけど
それでも祈らずにはいられないのです。
「後半年、生きていたいと思うのは、贅沢でしょうか？」
そんな風に、神様？を脅してみたりして。（笑）
だから、お願い聞いてもらえないのかなー。
なるほどなっ！