昨日は、我が家の近所の小学校で運動会が行われていました。
マイクを使っての司会進行と音楽がうるさくて・・・(笑)
仕方なく、自宅で運動会の応援をしていました。
最初に気づいたことは、音楽の変化です。
時代なんでしょうか・・・
「負けないで」とかサザンの曲とか、歌謡曲ばかり聞こえてきます。
私の子供時代は、クラシックばっかりだったんですけどねー。
歌謡曲が悪いとは言わないけれど、なんだか軽く感じてしまうのは
私が歳なんでしょうかねー。
次に気づいたのは、少子化の厳しい現実です。
「17番、あめくい競争に出場する4年から6年生のみなさん・・・」
え?3学年も一緒に???
昔じゃ、考えられないよー。
あめくい競争だけで、2時間くらいかかっちゃいそうじゃない?
なんて思っていたら、あめくい競争は、あっという間に終わった様子。
あぁ・・・こんなに児童数が少ないんだ、と気づいたわけです。
そしてそして、もっと驚いたのは
「次は一般競技です。○×1丁目会・△■会・・・のみなさん」
とか言ってるんです。
意味不明、と思いきや
どうやら、近所の町内会のみなさんの参加する
「一般競技」があるようなんです。
それも、借り物競争やら、リレーやら、色々な種類がありました。
今の時代は、生徒たちの競技だけでは
一日の運動会プログラムが埋まらないのでしょうか?
それとも、人が少なくて閑散としてしまうから
地域住民も加えるのでしょうか?
もちろん、地域が教育に参加するという試みは、私も大賛成です。
地域ぐるみで、子供を見守り、育む・・・
とてもいいことです。
ただ、こんなにも少子化が進んでいるのだという現実を
運動会で目の当たりに見て、ものすごく考えさせられました。
身近に迫る少子高齢化。
本当にぞっとするほどの危機感を感じました。
近未来は、年寄りばかりの時代になり
そして・・・
いつか、日本の人口は大幅に減少するでしょう。
では、一体、どうすればいいのか?
世の女性たちは、どうすれば子供を産んでくれるのか?
私なら、こう考えます。
まず、今のように不安定な非正規職員をなくすことと、収入の大幅増。
(企業の利潤をもっと社員に還元すること)
男性の収入が不安定では、女性は働かざるをえません。
すると、子育てなんてできません。
各企業も、結婚・出産の推進対策をする。
お見合いパーティもよし。
(その日は、残業禁止デーにするとかね☆)
男性の育児休暇推進もよし。
もちろん、女性でも一生働きたい人もいるでしょう。
離婚もあるでしょう。
そういう人々をサポートする保育制度の整備。
24時間体勢で、各町に1箇所は設立すること。
子供が少なくて、学校が閉鎖・合併されたりしているので
そういう施設を利用するのもよいと思います。
あまった教室を、塾として貸し出すとか。
その隣の教室は、保育所になっていたり・・・
保育料に関する税制の優遇措置。
フレックスタイムなどの効果的利用。
家事サポート・子供を守るエスコートなどの格安サービスを実施。
(もちろん税を優遇することにより、格安化する)
これらの対策には、莫大な予算が必要になりますが・・・
でも、子供が増えなければ、国はますます疲弊し
人口が減り、税収も減りますよね。
今、どんなに借金をしようとも、お金をかけての対策って
絶対に必要なことだと思うのです。
戦争に使う油を配っている場合じゃぁないんです!
本気でなんとかしようとする気持ち。
その気持ちが一人でも多く集まれば、大きな力になるのに。
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