本音を言えば・・・

母が、父が倒れたことを弟に連絡したので
三年ぶりに馬鹿弟が帰ってきました。
姉ががんになろうと、オペをしようと、お見舞いに来たことはなく
電話の一本もなく、私の代わりに親の心配をするでもなく
外国に住んでいるのか？と思うくらい（笑）なしのつぶてだった弟です。
私にとっては、もう友達以上に、他人です。
でも、母は、弟が「来てくれた！」と喜んでいました。（苦笑）
ちょっと来て、とっとと帰っちゃったんですけどね。
えーっと、彼は現在、神奈川県に在住です。
ちょこちょこ来れない距離じゃぁありません。
母親は、いつだって男の子が可愛いものです。
私が病身を押して、これまでやってきたことなんて
全部ぶっ飛びます。というか、記憶されていません。気づいていません。
感謝されたこともありません。
あほらしくて、嫌になることもしょっちゅうです。
私と母は、もともとどんなに日本語を重ねても
話が通じない関係なので・・・
性格が違い過ぎて、お互い理解不能なのかもしれません。

がん患者になるとですね・・・
時折、病院から聞かれるんですよ。
「ご家族は？ご主人しかお目にかかったことありませんけれど」
「助けてくれるご家族は？ご兄弟は？」
何度、言われたことでしょう。
検査結果を聞くために
初めての抗がん剤治療のために
オペの日
ぞろぞろとまるで民族大移動みたいに大勢でやってくるご家族もいるのに
私はいつも一人か、旦那さんと二人ですから。
末期になってくると、これからのこともあるので
通院の送り迎えや、家事を助けてくれる人がいるかどうか
質問されちゃうんですよねー。
それと、Dr.が後で訴えられないように
状況説明はちゃんとしないといけないってのもありますよね。

私の家族は、旦那さんだけです。
でも、それで十分満足しています。
ただ・・・苦悩というか、苦渋はあります。
人間できてないから、なかなか割り切れないものもあります。

・・・今日は意味不明に愚痴ってますねー。ごめんなさい。

父は、今日からリハビリを開始します。
どの程度回復するのかわかりませんが、オシムに続け！で
がんばってもらいましょう。＾＾